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ネパール(アンナプルナトレッキング):旅行総括

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今回の旅行の目的は前回のインド旅行に引き続きヒマラヤの山々を眺めてくること。幸いにも会社を2週間休めたこともあり、少なくても2週間無いといけないような場所の候補をロンプラのトレッキングのガイドブックの中から選んだ。ただ、使用する航空会社がロイヤルネパールということとなり、そのスケジュールのいい加減さが心配で、帰りの予定の猶予をある程度憂慮せざるを得なかった。そのようなこともあり、日数的にも余裕の出そうなアンナプルナでのトレッキングに決定した。

8日間のトレッキング(ジョムソンからの飛行機が1日遅延したので実質9日間)ということで比較的時間に余裕があり、ネパールの街道沿いに暮らす人々の素朴な生活に直に接することができた。行く前は単調なトレッキングになってしまうかとも危惧したが、全くそんなことはなかった。日々なにかしらのイベントに遭遇し密度の濃い時間を過ごすことができた。後半の2~3日を除くと晴天にも恵まれ7000m級、8000m級の素晴らしく美しい山に囲まれた雄大な自然の中を歩くことが出来た。少しずつ高度を稼いで行ったこともあり、高山病にもならずに苦しい思いもしなかった。

今回僕が選んだルートと同じように下から登っていく人はあまりいなかった。ほとんど人がジョムソンまで飛行機で行き、そこから下るルートを選んでいた。人とすれ違うことは多かったけれど、一緒にあることはほとんど無かった。孤独なトレッキングの時間は長く、2日目には山中で道を見失い、極度の不安を覚えた。最終的には元のルート上に出ることができたがその日の目的地までたどり着くだけの気力・体力はもう残っていなかった。だがここで泊まった宿の人の温もりがとても暖かかった。みんなで夜遅くまでランタンの明かりの中、暖炉を囲みながら語り合った。

あまりに楽しく充実した2週間だった。次、行く場所はどこだろうなぁ。。。

ルート

期間

2004年12月23日~2005年1月5日-14日間-

費用・両替レート

両替レート

150ドル => 10395ルピー(カトマンドゥ:12/24) レート: 69.3ルピー/ドル
50ドル = > (3417-50)ルピー(ポカラ:12/24) レート:67.34ルピー/ドル
50ドル => 3450ルピー(カトマンドゥ:1/3) レート:69ルピー/ドル 
ポカラの両替で-50とあるのはコミッション。普段だったらコミッションがあるような場所では両替しないのだが、おばさんの笑顔に負けた。カトマンドゥでの両替の場所は同じ場所。Sanchayakosh Buildingの前にあるFUJIという名の両替屋。オーナーは日本に15年住んでいたらしく日本語ぺらぺら。ここでのおしゃべりも楽しかった。

両替金額合計

250ドル => 17212ルピー 平均レート:68.848ルピー/ドル

使用金額(旅行費用)

総計15543ルピー。これにドル払いをしたビザ代金30ドルと最後に泊まったカトマンドゥでのホテル代5ドル×2泊分を考慮し、両替したときの平均レートから換算すると、今回旅行にかかった費用は265.8ドル/14日間。いつもより少し高め。トレッキング中の宿代は安いが人手などで食料などを運び上げていたりするため、食事代などが高かったことが響いている。お土産代の合計が25.4ドルであるので実質生活費は240.4ドル/14日間

宿泊地

きれいな宿より素朴で質素で宿の主人たちとの距離が近い宿が好き。そんなもんでそういう宿を探しているつもりだが、理想に近い宿はなかなか見つけられない。

12/23:香港のホリディ・イン


泊まる予定ではなかったがRA機の故障による遅れにより、ここで停泊。 ネパールに向かう日本人7人と一緒に泊まり、ホテルのバイキングを楽しみ、クリスマスの準備の進む香港島のビル群の夜景を見に行った。RAのおごり?

12/24:ポカラのRIVER VIEWだったかな?


宿の名前ははっきりしないがメインの通りから少し奥まったところにある宿。200Rs。空港での客引きに引っかかりここに泊まることに。今回の旅行ではもっとも快適な宿だった。

12/25:ガンドルックのHOTEL MOUNTAIN VIEW


このホテルの一番上の階に泊まった。部屋前のベランダからアンナプルナなどがよく見える。欧米人9人+そのポーターなどと同じだったこともあり、かなりにぎやかな一日だった。宿代+食事代で525Rs。

12/26:デオラリのGREEN VIEW RODGE


居心地のよさNo.1。食事は・・・。一人身のおばちゃんが中心に支えている宿。みんなで暖炉を囲んで談笑できる宿はここだけで、求めていた雰囲気がここにはあった。宿代+食事代で475Rs。

12/27:タトパニのNAMASTE RODGE


タトパニの温泉まで歩いて3分。リタイヤした日本人のおじさんおばさん3人組と同じだった。ただ彼らは10人のガイドやポーター、コックなどを引き連れていた。彼らの夕食は鍋!トレッキング中ずっと日本食とのこと。「おいおい」と思いつつ、こういう旅行の仕方もあるのかと新しい発見。宿代+食事代で425Rs。

12/28:レテのPARADISE RODGE


飯が激ウマ。これ以後飯のうまい宿に当たることになるがこの宿がその狼煙となる。宿のおばさんは静かなタイプで無愛想に見えるがちょっとした親切を感じる人だった。旦那さんはドイツに出稼ぎに。子供たちはかわいい。ネパールでは結構旦那が海外に行っている人が多かった。宿代+食事代でぴったり500Rs。

12/29:マルファのHOTEL SUNRISE


飯はうまいが出てくるの遅い・・・。宿の女の子たちがおしゃべりに夢中になっていて、私は完全に忘れ去られている。部屋はきれいで、宿の作りも面白い。宿代+食事代で470Rs。

12/30:カグベニのHOTEL MONALISA


開店休業状態であったが、泊まれるかと聞いてみると「今から片付けるから」と。飯もうまいし愉快な楽しい宿だった。おばさん(おねえさん?)の笑顔もいい。特産のりんごを使ったアップル・モモを初めていただく。宿代+食事代で605Rs。

12/31:ラニパウワのHOTEL NIGHTINGALE


ひさしぶりに他の客もいた。オランダ人の夫婦。大学で教育学を教えているらしいが、ネパールに来てもアップルパイなどにしか手をつけない積極性の無さはいかがなものか。彼らは高山病でダウン気味。部屋は広かった。飯もうまい。夜遅くまで彼らのガイドと宿の主人と私で談笑。宿代+食事代で425Rs。

1/1、1/2:ジョムソンのLOMANTHANG GUEST HOUSE


飯はうまい。ただししょうがない事ではあるが部屋は砂っぽい(強風のため)。ガス給湯器のシャワーに驚く(途中で止まって寒い思いをしたが)。夜にはヤギの解体ショーを見ることができた。1日目・宿代+食事代で641Rs。2日目・宿代+食事代で810Rs。

1/3、1/4:カトマンドゥのホテル・ピラミッド


タメル地区を歩いているときに客引きに声をかけられて決めた宿。ちょっと高めの5ドル/日。バルコニーの前には広場が広がっている。カトマンの空気の悪さには癖癖。

トレッキング持ち物

持ち物は一般的な持ち物に書いてあるものを中心に、ラダックに行ったときの荷物から必要の無いものを差し引いて持っていった。背負っているザックの重量は8kg。これにカメラと前のカバンを加えたのがすべての荷物となる。具体的にはラダック持ち物のページの赤字の物・テント・食料・サンダル(→ビーチサンダルに変更)・エアーマット・カメラ関連(→大幅な変更あり)・土産(→チョコレートに変更)・ストーブ・トレッキングストック(→拾った竹の棒を使用)・雨具上・合成皮手袋・その他の項の記述の分を省いたもの。過不足なく、かなり完璧に近い装備だと思われた。

ガイドブックなど

Trekking in the NEPAL HIMALAYA:lonely planet
ラダックに行くときに神保町のマップハウスにて、INDIAN HIMALAYAを見つけてから、こんな本があるんだぁと驚き、すぐさまアマゾンでそのシリーズを購入した。そのなかの1冊がこのNEPAL HIMALAYA。ネパールのさまざまなトレッキングルートの情報が盛りだくさん。トレッキングルートに関するルートタイムからどのような風景が望めるかなど、貴重な情報も多い。写真も数少ないが載っていて実感が湧きやすい。本のサイズも手ごろで持ち運びにも便利。今回日本から持って行ったのはこの本だけ。

NEPA MAPSの地図
カトマンドゥの本屋で購入した地図。店によっても微妙に値段の差はあるが大体380~400ルピー。今回のトレッキングのコースが掲載されている地図の中では詳しいほうの一つだと思う。いつもこれを見ながら歩いていたからぼろぼろ。今は破れたところをテープで補修して仕舞ってある。

チベット旅行記:河口慧海:白水uブックス
今から100年ほど前に日本人で初めて鎖国状態のチベットに入国を果たした、日本人僧侶の旅行記。今回のトレッキングルートとかぶる部分のいくらかある。このトレッキングルートを歩くなら一読の価値あり。マルファには川口慧海の博物館(?)もある。内容は「俺はこんなにすごいんだぜ~~!」という慧海の自慢話も多いが、今から100年前のチベットの風俗などが細かく描かれて面白い。確かに今でもチベットの人たちってそうだよな、と相槌を打つようなこと請け合い。

すばらしい新世界:池澤夏樹:中公文庫
私と名前が同じ。なんてどうでもいいことですが。この本の存在を知ったのは日本に帰ってきてから同じ寮に住む単身赴任のおじさんに今回の旅話をした時。「その話本で読んだことがあるなぁ~」なんて言われて早速購入して読んでみた。アジア好きで電力会社に勤める僕にはぴったりな内容(風力発電バンザイなところにはちょっと?を感じてしまうが)。今回のトレッキングルートと重なるところもあり、ここで描かれている場面は「あぁあそこか」などとすぐにその場の情景が頭に浮び、描かれている人物が誰を参考して描かれているかなどもすぐに分かった。
ナムリン開発協力会=ムスタン地域開発協力会

 

ネパール・ヒマラヤトレッキング案内:中村昌之&内田良平:山と渓谷社
正直、文章は読んでない。。。写真を見て空想旅行しているだけ。ネパールにいって知ったんだけれどこれの英語版も出ているんだなぁ。

ネパールビザ

入国時、空港で取れるが、結構混んでいる。空港に入ったらひとまずビザ購入のカウンターに並んで、30ドル払い、今度は入国審査の列に並びなおして、審査を受ける。そういえば前に並んでいた韓国人の添乗員は賄賂を渡していたなぁ。こんなこと韓国国内でもよくある事なのだろうか?

航空券など

旅行会社

株式会社ウイングメイト 大阪支店
ホームページ : http://www.wingmate.co.jp
ヤフートラベルの格安航空券を探せるページから選んだ。ちょうど混んでいる時期だったので、確実に確保できることと、値段が安いこと条件にしたら関空発になった。

使用キャリヤと日程

日程(CX:キャセイ航空   RA:ロイヤルブルネイ航空)
12/23 CX503  関西10:05   香港13;30
12/23 RA410  香港16:35   カトマンズ19:35
12/24 RA147  カトマンズ15:30  ポカラ16:10
1/02 RA556   ジョムソン07:40  ポカラ08:05
1/03 RA168   ポカラ09:40     カトマンズ10:20
1/04 RA411   カトマンズ23:45   関西11:05/翌日

RA147とRA411のリコンファームは必要と旅行会社から言われた。 RA410は修理のため香港に到着したのが半日ほど遅れた。RA556は風が強いからといってジョムソンまで来なかった。。。他のゴルカやコスミックは風の中でも問題なく飛びだって行ったというのに。国内移動はゴルカがベストだと思われる。一番強い。CX503とRA411以外はみんな遅延したような気がする。まぁネパールですから気長に待ちましょう。

航空券代金など

航空券代金:113000円
国内線:5300円 × 3区間
空港税など:3310円 (テロ対策航空保険を含む)
航空券送料:945円 
合計金額:133155円

お土産

ブル
ラダックでみたゴンパの祭りでは、このようなデザインの仮面をかぶった坊さんたちが踊っていた。それを見たときからぜひ欲しいと思っていたところ、ジョムソンのみやげ物屋で見つけたので購入。600Rs。
プトンドン
タンカを書くときのペインティングボックス。 マルファのみやげ物屋で購入。店員のお姉ちゃんは古いものだといっているけど、絶対に古くない!だってちゃんとネジきりで切ってある所があるんだもん。
版木
なかなかデザインがいいなということで購入。上のプトンドンとセットで700Rs。

音楽CD
ボダナートなどでかかっている音楽のCD。延々と「Om Mani Padme Hum」と流れているだけのCDだけど、なんとなく心が落ち着く。ボダナート脇のCD屋で200Rs。

アンモナイト
ジョムソンの北側にある広大な河原で探したアンモナイトなど。おかげで帰ってくるときの荷物は結構重かった。

ヤクの毛で作られたマフラー
ムクティナートでは道端でおばちゃんたちが昔ながらの機織機でマフラーなどを編んでいる。寒かったこともあり、ムクティナートやジョムソンではマフラーを首に巻いて散歩していた。ヤクの毛ってこんなに柔らかいのかと少し驚いた。250Rs。

マオイスト

マオイストの話題も結構耳にしたが、情報が錯綜していてどの情報が正しいのかわからない。以前おきたクーデターで尊敬されていた王が死んでからは一般の学生もマオイストとして活動しているらしく、ネパールのかなりの場所で活発な活動が行われているみたい。カトマンとポカラの間の幹線道路も安心して通れないと現地でNGOの活動をしている人から聞いた。幸いにも僕は今回の旅行では出会わなかったが、ナヤプルとガンドルックの間で日本人女性2人組+欧米人9人組はマオイストに金を取られたらしい。トレッキング期間×100ルピー。僕より3時間くらい後ろを歩いていて取られたみたいだ。ガイドを付けているからといって金を取られないわけではない。そのためにガイドを雇うのは意味が無いということだ。逆に僕は1人で荷物を重そうに担ぎ上げていたから見逃してくれたなかなぁなんて。

道中の水補給

至る所に水道が海外のNGOによって作られているので、それで間に合った。今回のトレッキングではミネラルウォータを買うようなことはなかった。ただパイプに溜まっている水がいつのものだかわからないので、蛇口をひねって直ぐの水は飲まなかった。

2005年1月7日 作成
2007年12月9日 修正



コメント

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